- 診察予約:リワークセンター(デイケア併設)にお問い合わせください。
(直通電話:027-350-3800) - 初診の予約を調整いたします。
リワークセンターのご案内
「リワーク」とは、Return to Workの略語です。当センターでは医療リワークのプログラムを提供しています。
リワークセンターでは、うつ病などで休職中の方へ「復職・再発予防」を支援するリハビリテーションのためのプログラムを実施しています。気分障害などの精神疾患を原因として休職している方に対し、精神科医・精神保健福祉士・看護師・作業療法士・臨床心理士・ダンス/ムーブメントセラピストなど、多職種のスタッフが職場復帰・再休職予防に向けた支援を行ないます。ご自身のこれまでの物事の考え方や捉え方を見直し、改善策を見出し、ストレス対処やセルフケアの方法を身につけていくことで、病気の再発や再休職を防ぐことに繋がります。
当院初診の方はリワーク担当医の診察を受けていただきます。
ご利用条件
<復職への意志があり、以下1〜3の条件を満たす方>
- 病気休暇または休職中の方。
- 外来通院中で抑うつ障害・適応障害・不安障害などの診断を受けている方。
- 利用に関して主治医の了解を得ている方。
ご利用までの手順
初診の方
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手順01 診察予約
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手順02 面接・見学
- 予約した日時にリワーク担当医の面接を受けていただき、「適応と判断」されれば
リワーク実施場所(新館2F)を見学していただきます。
- 予約した日時にリワーク担当医の面接を受けていただき、「適応と判断」されれば
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手順03 利用開始
- スケジュールの調整後、利用開始になります。
当院外来受診中の方
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手順01 ご相談・見学
- リワークセンター利用について主治医にご相談いただき、「適応と判断」されれば
リワーク実施場所(新館2F)を見学していただきます。
- リワークセンター利用について主治医にご相談いただき、「適応と判断」されれば
-
手順02 利用開始
- スケジュールの調整後、利用開始になります。
費用
リワークセンターは、健康保険が適用されます。
自立支援医療制度を利用すると精神通院医療が自己負担1割となります。
ステップアップ方式
回復段階に合わせた支援を行い、それぞれのペースでステップアップしていきます。
【各レベルでしていくこと】
- リワーク開始期 :生活リズムと体調を整えながら通所継続を目指します。
- レベル1(安定維持期):休職に至った経緯を分析し、再発防止の準備を整えていきます。
- レベル2(復職移行期):職場復帰を具体的にイメージし、復職調整をしていきます。
→復職(個人差はありますが、全過程3か月~1年での復職を目指します)
週間予定
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
9:00~9:30 | ミーティング・ラジオ体操・散歩 | ||||
9:30~10:00 | 個人面接 | プランニングシート記入 | |||
10:00~11:30 | 心理教育 | 協力型達成 プログラム |
グループトーク | リラクゼーション | マインドフルネス |
12:00~13:00 | 昼休み | ||||
13:00~14:30 | セルフワーク | SST | 認知行動療法 | アサーション トレーニング |
軽スポーツ (ソフトバレーボールなど) |
14:30~15:00 | プランニングシート記入 | ||||
15:00~15:30 | 清掃/一日の振り返りミーティング |
プログラム内容
個人面接と評価
スタッフとの個人面接を週に一度実施します。体調管理、日常生活の様子、プログラムの進み具合、職場との環境調整など、その時々の段階に応じて具体的に話し合います。評価は2~3か月に一度、本人とスタッフ双方の視点から実施します。面接と評価はプログラムを有効利用していただくために大切です。相談の場として積極的に活用してください。
集団プログラム
職場は協働の場です。コミュニケーション、役割分担、リーダーシップなどが求められますので、それらを練習するための様々な集団プログラムがあります。ご自身のパターンに気づき、自分らしさを発揮しながらも協働のための新たなスキルを獲得していけるよう支援いたします。
例)グループトーク、認知行動療法、協力型達成プログラム、アサーショントレーニング、SSTなど
心理プログラム
ご自身の心理的課題について内省していくことは復職や再発予防の観点から重要です。各種心理プログラムを通して、ストレスへの理解を深め対処法を身につけること、対人関係の傾向を知り他者との関係改善につなげること、再発・再休職を予防することなどが期待されます。
例)心理教育、認知行動療法、グループトーク、マインドフルネス、リラクゼーションなど
教育プログラム
気分障害などの精神疾患についての正しい知識を得るとともに、安心して回復していくために必要なことを学びます。うつ病・発達障害・対人関係について書籍を通して学び、ワークブックを活用して自己分析していきます。医師による疾病教育講座や薬剤師による講義もあります。
例)心理教育、マインドフルネス、認知行動療法
運動系プログラム
軽い運動はうつ病からの回復や、健康的な睡眠リズム、適度な集中、ストレスの解放、安定した体調維持に役立ちます。継続することで体力の向上や気分stepupの変化を実感することができるでしょう。
例)軽スポーツ、リラクゼーション、朝のラジオ体操・散歩など。
個別プログラム/モニタリングシート
一人で集中して作業に取り組んだり、段取りをたてて進めていったりする能力を養います。継続することで集中力がつき、スムーズな作業遂行を実感することができるでしょう。また、毎日個人日誌を記入することで、参加状況を見える化し、個人面接・評価・職場との環境調整などに役立てていきます。
例)セルフワーク、心理教育、プランニングシート/管理シート
リワークセンターについての問い合わせ先(デイケア併設)
電話:027-350-3800
E-mail:rw-ctr@ghp.or.jp担当:小針・石原