ガーデンのご案内
当院は、植物によるセラピーを目的として、本館南側に約5000平米のイングリシュガーデンがあります。
樹齢100年の欅や芝生をはじめ、ボーダーガーデン、コテージガーデンなどテーマを作り、散策しながら身近に樹木や草花を見て触れ合うことができます。
このガーデンは、入院患者さんはもちろん、外来やデイケアに通う患者さん、面会に見えるご家族、そしてスタッフにひとときの安らぎを感じていただき、植物のもつ癒しの効果を、目で見て、手で触れて、香りを感じて、実際に体験できる場でありたいと願っています。
また、2017年にはイングリッシュガーデン西側に、入院患者さん、来院者の方が参拝できるように神社が建てられました。
2023年には児童思春期病棟「ばらの咲く庭」が開設され、その隣に約3000平米のばら園が併設されました。
特徴としては、全国的にも珍しい、四季咲きのばらと宿根草を組み合わせたガーデンデザインを取り入れています。ばらが咲いていない時期も含め、春から秋まで四季折々の景色を楽しむことができます。
また、ばらの品種は美しさだけでなく病害虫に強い品種を選び、低農薬で管理を行っています。薬剤による防除は必要最低限とし、環境に優しく取り組めるよう配慮をしています。ばらの株元にはなるべく植栽を行い、下草や微生物の力で地面を柔らかく豊かにしていくなどといった工夫を行い、化学肥料に頼るのではなく、有機栽培に近い園芸を目指しています。
最新品種のばらをはじめとする約70種、約200本のばらや500種を超える宿根草、球根、樹木類等が植えられています。
当院にお立ち寄りの際は、ご自由にご鑑賞ください。
なお、写真撮影の際は、他の来院者や建物を写さないようにご配慮下さいますようお願い致します。